1984年。ハードコアパンクバンド、G-ZETは初期ザ・スターリン絶頂期のギタリスト、故タムが率いたバンドであった。ボーカル無しのインストのみの曲を披露する、斬新なハードコアパンクナンバーは、当時、世界に類を見なかった。 Gt.タムの奏でる暴力的なギターサウンドは荒々しく、ロックが本来持ちうる、既成概念を破壊する力が込められていた。 またオフステージにおいて主宰したADKレコードでは、鋭利な感性によって見染めたパンクバンドをリリースし続け、その功績への評価は世界に広まり、益々高まっている。 ライブは少なかったものの、日本ハードコアパンク史にかかせないバンド、G−ZETのタムを立体化!